便秘の漢方と漢方薬

便秘の漢方と漢方薬

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便秘

 

便秘の漢方と漢方薬

便秘とは、通常、大便が硬くなったりコロコロとしてしたり、または、大便が通過する腸の活動が悪化する事によって、排便が円滑にいかなかったり、便が出ない症状のことです。

 

毎日、便通があることが理想なのですが、2~3日に1回の便通でも大便の状態が普通で当人に不快な感じがないようなら便秘ではありません。

 

毎日お通じがあっても、大便が固い状態だったり残便感がある場合や、便通に不快な感じがあるような場合は便秘です。


 

便秘の種類

便秘は、おおまかには弛緩性便秘と痙攣性便秘、直腸性便秘にわけられます。

 

弛緩性便秘とは、腸や腹筋の力が弱って、腸の動きがスムーズに行かずに起こる便秘です。

 

痙攣性便秘とは、腸のぜんどう運動が強すぎるために発生する便秘で、弛緩性便秘と原因が反対のものです。

 

直腸性便秘とは、大便が腸に届いても便意が生じなくなってしまい、大便が次々と腸にたまって行き、その影響で大便が圧縮されてとても硬くなってしまうことによっておこる便秘です

便秘の漢方薬

漢方での便秘の考え方は、ただ便を出すだけでなく、便が出ない原因を体質別に考えて、その原因を改善していくようにします。

 

ですので、普通の便秘薬では、薬に慣れがきてどんどん便秘薬の量が増えていく心配がありますが、漢方ではそのような心配があまりありません。

 

よくある便秘体質と漢方薬

 

1)何らかの原因で体に熱がこもり、その影響で腸や便が乾燥して便秘するタイプ

この体質の方に良く使う漢方薬の例としては、桃核承気湯や防風通聖散、調胃承気湯があります。

 

2)精神的なストレスや緊張で、腸の働きが悪くなり便秘するタイプ

この体質の方の漢方薬の例としては、大柴胡湯・四逆散・加味逍遥散があります。

 

3)体の気(エネルギー)が足りないため、胃腸が良く動かなくて便秘するタイプ

この体質の方の漢方薬としては、補中益気湯や六君子湯があります。

 

4)体を温める力が足りないために、体が冷え、腸の働きが悪くなり便秘するタイプ

漢方薬の例としては、八味地黄丸や温脾湯があります。

 

5)血が不足することにより、体を潤す作用が弱まり、腸が乾燥して便秘するタイプ

漢方薬の例としては、潤腸湯や麻子仁丸をよく使います。

 

6)体の潤いが不足することにより、腸が乾燥して便秘するタイプ

漢方薬としては、麻子仁丸や六味地黄丸があります。


便秘の漢方相談

◆当店では、一人一人ご相談した上で体質に合った漢方薬を調合またはお選びしています。

 

◆便秘の漢方薬で、便を出していきながら便秘体質も改善していくようにしていきます。

 

◆便秘の体質改善には、食事や生活習慣がとても大切になってきます。お食事の取り方や生活習慣もお伝えさせていただきます。

 

◆必要に応じて、おなかの中の腸内環境の状態を良くしていく健康食品をオススメする場合もあります

 

漢方相談の方法