不妊症の漢方

六味地黄丸(六味丸)/不妊によく使う漢方

不妊によく使う漢方薬として、今回は六味地黄丸(六味丸)についてご紹介します。

六味地黄丸には、六つの生薬が配合されていて、主薬が「地黄」という生薬のため、六味地黄丸という名前になったそうです。この漢方薬は、腎陰虚症の人によく使う基本処方の一つです。

腎陰虚症の主な症状は、寝汗や口の渇き、めまいや耳鳴り、夢精、微熱、頻尿、足腰のだるさなどがあります。

不妊症では、腎陰虚の人によく使います。また、不妊周期調整法では、低温期の時期に使うことが多い漢方薬です。

不妊症以外には、小児の発育不良や痴呆症、自律神経失調症、糖尿病、慢性腎炎、甲状腺機能亢進症、気管支喘息などいろいろな病気に使われます。

◆六味地黄丸の成分◆
熟地黄(滋陰補腎)、山茱萸(養肝渋精)、山薬(補脾益腎)、沢瀉(清熱利水)、茯苓(健脾利水)、牡丹皮(清熱涼血)

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